J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1曲 ハ長調 BWV846 プレリュード
鍵盤音楽の「旧約聖書」とまで呼ばれる曲集の冒頭の曲。
映画「バグダッド・カフェ」で脚光を浴びた(?)曲だか。
リーマンによると「オリンピアの平静&晴朗」と形容されるが、
5声(!)、聞き取りでは解析不能ではないかヨハン(T_T)
同音型繰り返し分散和音化に音型装飾と注意しなければ
ただの同一フレーズ繰り返しの曲になるかも\(◎o◎)/!
しかしながら、音型変化しない有利さとして(?)
雑居物付加物がないところに上記の平静さ、
(さまざまな音型転調より)緊張の持続と
主調に回帰したときの安堵感などがある。。。
というあたりが、オリンピア(?)、ようやくオリ・ムストネン演奏で感じる。
今まできいた演奏では”流れ”しか感じなかったところに
オリンピア的”構築性”を感じた演奏。
概して作曲家の顔を持つ演奏家はデフォルメ傾向が強いということをついでに思いつく。
デフォルメ演奏家
(フルトヴェングラー、バーンスタイン、グールド、ファジル・サイ)
弦奏者は別?
(スーク クライスラー エネスコ)
次回予告
小耳に挟んだ、モーツァルトと宮廷作曲家の話題に迫る(気分向いたら^^;