アンソニー・マン (1906-1967)   「エル・シド」(1961)

壮大なスケール・スペクタクル巨篇的タイトル「ローマ帝国の滅亡」(1964)にも惹かれるが、「ウィンチェスター銃'73」(1950) 「怒りの河」(1951) は、ぜひとも観たいと思いつつも、マン初鑑賞は、11世紀英雄エル・シドの生涯・大スペクタクル大作。昔のスペクタクルといわれる映画のつくりをみるのは楽しい。テクニカラー70とかわけがわからないが、「空」「海」の色あい・壮大さ、特に冒頭、紫空は印象に残る。海岸を走るラストもなかなか面白い。何も考えずに見ろの大作180分。
主演は大作顔のチャールトン・ヘストンソフィア・ローレン