エリザベート・シュワルツコップ

Elisabeth Schwarzkopf 1915年12月9日 - 2006年8月3日
旧独帝国東部(現ポーランド)生。ベルリンで学び、ウィーン国立歌劇場で活躍。カラヤンに認められて、コベントガーデンやスカラ座(52年 元帥夫人)などで成功、カラスらとともに20世紀を代表する名ソプラノとなった。レッグと結婚(53年)、英国籍を得た。68〜74年にかけ来日公演。79年に引退後、後進の指導に力を入れた。T.ハンプソンは教え子の一人。

 サッシャ・ギトリ 「とらんぷ譚」

Le Roman D'un Tricheur (1936)

イントロはかつて観たことのないような素敵なスタッフ紹介からはじまる。
これは、まさに「粋」と声・音の幸福な融合シネマ。ギトリの声がよい。こういう作品を残せたら幸せだ。
残念ながら最後のオチはわからなかった。
夢を見ましょう」(1936) これも、タイトルだけでみたくなる。ロシア出身とは知らなかった。


サッシャ・ギトリ(1885―1957)。19世紀の大俳優リュシアン・ギトリの息子として生まれる。50年間に亙って自らの手になる130本余の戯曲に主演し、パリの演劇界に君臨。映画を嫌悪しつつ生涯に33本の映画を残す。結婚と離婚を何度も反復し美術館のような大邸宅の主。「サッシャ・ギトリ―都市・演劇・映画」 (アマゾンの商品説明から)