2006-06-05から1日間の記事一覧

 ジャン・ルノワール(1994-1979) 「フレンチ・カンカン」(1954)

大いなる幻影(1937) ゲームの規則(1939) 黄金の馬車(1953) を、はじめとして名作映画生みの親、まさに映画の親父。「カンカン」は恥ずかしながらタイトルで避けていた一本。一言で言うなら、足をふりふり、上げ上げオペレッタ的映画。しかし!上記の仏系映画…

 キング・ヴィダー(1894-1984) 「結婚の夜」(1935) 

うまい、無駄が全く無い!映画的表現満載。映画の見本。ラストも美しい83分作品。G.クーパー主演。 (はまぞうDVD「結婚の夜」検索は、なぜかロメール・コレクションだ!

 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ  「イゴールの約束」(1996) 「息子のまなざし」(2002)

ベルギー人兄弟らしい。非常に残念ながら「息子」を先にみてしまった。セミ・ドキュメントで追いかけ背後アップ・ショットは驚いた。「約束」でこの人のやり方がわかっていれば泣けた気がする。方向的に「息子」で更にドキュメント風、核のみの方法が完成。…

 ブノワ・ジャコー 「肉体と財産」(1986)

フェチ系監督か。(笑) すでにタイトルからして匂う。女優4人(特にドミニク・ザンダ)か、レオーを観る映画としか思えなかった。個人的にはレオーが主役で全編”あれ”で通してくれたらそれでよかった。 「イザベル・アジャーニ・惑い」(2002)、はまったら面白…

 クレール・ドニ  「パリ、18区、夜」(1994) 

10ミニッツ・オールダー「イデアの森」(2002)に入っている監督。 冒頭、ヘリコプター俯瞰撮影理由付け無しの大笑いは好き。おしゃれ映画か現実的な映画か、できは悪くないが、まさに好みによる映画ではないか。人物同士で物語を作るも意味づけも必要でないに…

ようやく最近の映画もちょっとみれた。いずれも初見の監督。(ルノワール以外)(画像は、なんちゃって、はまぞう)