2006-06-01から1日間の記事一覧

パトリス・シェロー (1944-) 「愛する者よ、列車に乗れ」(1998)

1976年、バイロイトでブーレーズとの「ニーベルングの指環」演出をした鬼の舞台監督。 インティマシー・親密 (2000)も凄く掘り下げた作品だったと記憶。 ベネデッティ・ミケランジェリを想起するようなタルコフスキー、スクーロフ・ショットのような冒頭から…

 アラン・レネ (1922-)「恋するシャンソン」(1997)

「夜と霧」(1955) (主観性を最も排除した美しいドキュメンタリーかもしれないが、基本的に好きではない) 「去年マリエンバートで」 (1960) アラン・ロブ=グリエ脚本 「二十四時間の情事」HIROSHIMA, MON AMOUR (1959) マルグリット・デュラス脚本などで個人…

「動くな、死ね、甦れ!」(1989) ヴィターリー・カネフスキー 

監督も知らずの、タイトル・雰囲気に引き寄せられ借りの一本。 古いモノクロ・ロシアという雰囲気で垂れ流し映像という感じではなかったけど何かぴんとこない。 自分映画史にも残るほどの「発狂」がラストにくる。ある一点のために存在意義がある(映画)作品…