ジョン・フォード (1894-1973) 「周遊する蒸気船」(1935) 

「丹下左膳余話 百万両の壺」(1935) 山中貞雄 「生きるべきか死ぬべきか」(1942) エルンスト・ルビッチ あたりにも通じる構成の完璧さ、素材・登場人物の生かし方、面白さ。 (たかだか)蒸気船の競争を"内部破壊”によってスペクタクル活劇にまで昇華、 最後…

ジェルジ・リゲティ 逝去 

(György Sándor Ligeti, 1923年5月28日トゥルナヴェニ - 2006年6月12日ウィーン) ルーマニア出身ハンガリー人オーストリア在住。享年83歳。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82…

 マルグリット・デュラス 「モデラート・カンタービレ」

すごい久しぶり、小説だか文学の類。”小説文体”に頭が回らない。しかし、訳、センス全くないのでは。。Marguerite Duras (1914-1996) ヴェネツィア時代の彼女の名前 (1976) SON MON DE VENISE DANS CALCUTTA DESERT

 「フレディ・ビアシュの手紙」の空  

「史上最も美しい」いろいろな意味でいい(T_T) 私的には「新ドイツ零年」あたりからカメラの深み、訴求力が違うように思っていたが。

2006所感メモ一般公開アクセス比較的簡単映画”いわゆる一般的”映画”について。 ヌーヴェルヴァーグ以降、映画作りは、映画文法を踏まえないような”個人的”流儀が横行、更にはビジネス化著しい今日では、映画はゲージツという見方よりは、娯楽・消費物として…

 意識下?

全く記憶してなかったものをみるのはどういうことか (対して現実は少ない 2408 YMK 300QUID

 A.マン 「ウィンチェスター銃'73」 (1950) 

小道具ひとつで流れをつくるやりかたは、素晴らしい。まとまったできばえ。丘・絶壁岩山など作り手のこだわりをみてとれるのも楽しい。(2006/07)

 アベル・ガンス (1889-1981)   「ナポレオン」(1926) (前半のみ)  

フランシス・フォード・コッポラの総指揮、コッポラの父作曲オーケストラ曲付き壮大4時間映画。 フランス人が狂ったらとことんやるぞの見本。エイゼンシュタイン、モンタージュ理論実践映画「戦艦ポチョムキン」は1925年らしいが、ガンスは理論も何も無く10…

 アンソニー・マン (1906-1967)   「エル・シド」(1961)

壮大なスケール・スペクタクル巨篇的タイトル「ローマ帝国の滅亡」(1964)にも惹かれるが、「ウィンチェスター銃'73」(1950) 「怒りの河」(1951) は、ぜひとも観たいと思いつつも、マン初鑑賞は、11世紀英雄エル・シドの生涯・大スペクタクル大作。昔のスペク…

大作2本

 ジャン・ルノワール(1994-1979) 「フレンチ・カンカン」(1954)

大いなる幻影(1937) ゲームの規則(1939) 黄金の馬車(1953) を、はじめとして名作映画生みの親、まさに映画の親父。「カンカン」は恥ずかしながらタイトルで避けていた一本。一言で言うなら、足をふりふり、上げ上げオペレッタ的映画。しかし!上記の仏系映画…

 キング・ヴィダー(1894-1984) 「結婚の夜」(1935) 

うまい、無駄が全く無い!映画的表現満載。映画の見本。ラストも美しい83分作品。G.クーパー主演。 (はまぞうDVD「結婚の夜」検索は、なぜかロメール・コレクションだ!

 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ  「イゴールの約束」(1996) 「息子のまなざし」(2002)

ベルギー人兄弟らしい。非常に残念ながら「息子」を先にみてしまった。セミ・ドキュメントで追いかけ背後アップ・ショットは驚いた。「約束」でこの人のやり方がわかっていれば泣けた気がする。方向的に「息子」で更にドキュメント風、核のみの方法が完成。…

 ブノワ・ジャコー 「肉体と財産」(1986)

フェチ系監督か。(笑) すでにタイトルからして匂う。女優4人(特にドミニク・ザンダ)か、レオーを観る映画としか思えなかった。個人的にはレオーが主役で全編”あれ”で通してくれたらそれでよかった。 「イザベル・アジャーニ・惑い」(2002)、はまったら面白…

 クレール・ドニ  「パリ、18区、夜」(1994) 

10ミニッツ・オールダー「イデアの森」(2002)に入っている監督。 冒頭、ヘリコプター俯瞰撮影理由付け無しの大笑いは好き。おしゃれ映画か現実的な映画か、できは悪くないが、まさに好みによる映画ではないか。人物同士で物語を作るも意味づけも必要でないに…

ようやく最近の映画もちょっとみれた。いずれも初見の監督。(ルノワール以外)(画像は、なんちゃって、はまぞう)

シェーンベルク 「作品16」 ストラヴィンスキー「結婚」

作品16「5つの管弦楽曲」は、ブーレーズBBCが大変見通しよい。 作品メモ:第2期調性放棄の時代。 暗示的標題付き。 4手ピアノ版ウェーベルン編曲あり。

パトリス・シェロー (1944-) 「愛する者よ、列車に乗れ」(1998)

1976年、バイロイトでブーレーズとの「ニーベルングの指環」演出をした鬼の舞台監督。 インティマシー・親密 (2000)も凄く掘り下げた作品だったと記憶。 ベネデッティ・ミケランジェリを想起するようなタルコフスキー、スクーロフ・ショットのような冒頭から…

 アラン・レネ (1922-)「恋するシャンソン」(1997)

「夜と霧」(1955) (主観性を最も排除した美しいドキュメンタリーかもしれないが、基本的に好きではない) 「去年マリエンバートで」 (1960) アラン・ロブ=グリエ脚本 「二十四時間の情事」HIROSHIMA, MON AMOUR (1959) マルグリット・デュラス脚本などで個人…

「動くな、死ね、甦れ!」(1989) ヴィターリー・カネフスキー 

監督も知らずの、タイトル・雰囲気に引き寄せられ借りの一本。 古いモノクロ・ロシアという雰囲気で垂れ流し映像という感じではなかったけど何かぴんとこない。 自分映画史にも残るほどの「発狂」がラストにくる。ある一点のために存在意義がある(映画)作品…

 動物

動物はみないのか?動物に死の意識はあるのか? 08 ラスカルLP

映画の素材Imagination同窓 2108 処女懐胎 テオ・ドライエル「奇跡」演出法は「ORDET」宮沢貴美子

 「映画は死んだ。」(グリーナウェイ)

どこで目にしたか。。。 「ゴダールは神様だ。それは許さないだろう」

デレク・ジャーマン「ヴィトゲンシュタイン」(1993)

世界論争選手権でもしたら、したたかな「知らないという事はオレ知ってるもんね」ソクラテスが、相手を自爆に追い込むやり方で優勝候補最右翼としても、哲学2000年の歴史を否定するようなアナーキーにいかれる「語りえないことは語るな」ウィトゲンシュタイ…

 「知は力である」 (ベーコン)

フーコーは「知は権力である。」であると言った。しかしながら包括的にそして大衆がいかに愚であるかを見るに及び、 「知と権力」の相互関係を抜きに、一般普遍的レベルにおいて、ベーコンの発した言葉は文字通り的を得ている。 ここでもまた、ソクラテスの…

 「坊ちゃん」夏目漱石に関して

「1ページ目で泣いた」 これだ!

パズル

べつやくいっぱさま於気分転換(特に前者) http://www.arcadecabin.com/play/orbox_b.html http://svalan.zapto.org/ny%20mapp/machine/machine.html はてな質問でも文系・理系、水平思考(Lateral Thinking) http://q.hatena.ne.jp/1131714295 うんぬんの話…

実は、はてな日記を書くにあたっては、日常生活での記憶というものが全く欠如しているので(きもち危機感) 晩御飯なに食べたのだとか、ここのパン屋・ケーキ屋はどうだったとか、思い返してみると行為を通すついでに、 PCだとかブログというものを少しは理…

ベルナルド・ベルトルッチ(伊)映画監督(Bernardo Bertolucci 1941年〜)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%83%E3%83%81 殺し(1962)/ 革命前夜(1964)/ 暗殺のオペラ(1970)/ 暗殺の森 (1970) ラストタンゴ・イン・パリ(1972)…

ピエル・パオロ・パゾリーニ (伊)

Pier Paolo Pasolini (1922年3月5日-1975年11月2日)映画監督、詩人、小説家。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B http://en.wikipedia.org/wiki/Pier_Paolo_Pasolini死に方からして壮絶な人である。畳の上で死ぬ…